在校生のキャンパスライフ

Image 2022年4月 入学 在校生
IONESCU ROXANA (ルーマニア・女性)

日本へ来る前に、私は人生に迷っていました。どう進むべきか、大変悩んでいました。コロナの影響で、大学も仕事もオンラインになって、自分の歩む道を見失った気分でした。来日できるかどうかすら分からなかった時期でした。でも2022年4月にとうとう日本に着陸しました。そして、私の人生を大きく変える時間が始まりました。
「日本語を本場で学びたい!」という意気込みで日本へ来ることに決めました。自分だけでは勉強できる範囲に限りがあると感じました。そのため、国書にかよいはじめ、理解と知識を深める道に好奇心あふれる心で一歩を踏み出した。親元、そして国、友達と人生はじめて離れて、大変なことが多くありました。つらいことやさみしい日々もやっぱりありました。留学はもちろん楽しいし、新たなな出会いが多いけれど、難しいであることは否めません。それでも、私は「留学」という経験の全部に対して感謝の気持ちしかありません。自分と向き合って、困難を次々と乗り越えて、どれだけ成長したものか。進むべき道がもう一度明らかになっているのを感じます。そしてこの気持ちを全力でサポートしてくれたのは、ほかならない、国書の先生方。毎日の「元気ですか?」、「何か悩みありませんか?」という簡単な問いかけを始めに、なんでも相談に乗ってくれるという確信と安心を持てたからこそ、私は成長することができました。本当にここへ来て、よかったと思います。これかれどこで何をしても、日本での時間は、一生忘れることの出来ない時間です。

Image 2018年4月 入学 2020年卒業
HOSSAIN ALI (バングラデシュ・男性)

私が日本に来てからもう一年半が経ちました。異文化にとても興味があった私には、この日々がまるで夢のように感じられます。ほんのわずかな単語しか知らずに来日した私は「外国語で授業を受ける」「異なる文化で1人生活をする」ということに大きな不安を抱いていました。しかし先生たちが私の身振り手振りを読み取り、優しく丁寧に教えてくださったおかげで、いつの間にかその不安も消えてしまいました。
 学期末のカウンセリングで先生が「生活の事で何か困ってることはある?」と聞いてくださったとき、自分は1人ではなく家族といるような感覚を覚え、さらにのびのびと生活を送ることが出来るようになりました。
毎日の難しい宿題やテストの緊張を乗り越えた経験は、今の自分に大きな自信をくれたと思います。それも励ましてくれる大切な友人がいたから頑張れたのだと思います。良い先生や友人に囲まれて本当にいい学校生活を送れています。

Image 2016年7月 入学  2017年度卒業生
NGUYEN THI THUY NGA (ベトナム・女性)

日本に来る前は日本の生活がとても楽しみでしたが、日本へ来たら、やはり予想と違いました。一人暮らしの生活は大変で寂しかったです。しかし、国書日本語学校で勉強をして、色々なことを助けてもらいました。学校の先生は優しくて、熱心に教えてくれます。毎日テストがありますが、おかげで、私の日本語はよくなっています。そして、頑張って勉強して、欠席しなかったので、奨学金をもらいました。進学の事でも先生たちに面接の練習や色々な準備を手伝っていただき、大学に合格することができました。本当に、ありがとうございました。これからもっと頑張ります!
 

Image 2014年7月 卒業生
李智煐 (韓国・女性)

私は2013年初め、結婚をして夫の仕事の関係で日本へきました。 
初めて日本へ来たときは「これから幸せになるだろう」と期待していました。しかし、現実は私が思っていたことと全然違いました。 その理由は、国で日本語を勉強したことがなかったので、日本語が全くわからなかったからです。当たり前なことですが、テレビを見ることも、一人で外へ出かけることもできませんでした。まるで自分が赤ちゃんになったようでした。
結婚したばかりの私がしょげかえっているのを見て、夫は私を国書日本語学校へ行かせてくれました。私より10歳も若いクラスメートが一生懸命に勉強しているのを見て、私もがんばれました。学校は厳しくて、毎日宿題やテストがありましたが、ちゃんとやって1か月後には、日本語で日記を書くことができるようになりました。
周りの韓国人の友人にも「学校に通うようになってから、印象が変わったね」とよく言われるようになりました。確かにそうです。日本語に自信を持てるようになってから笑顔になれましたから。 私に笑顔を返してくれた国書日本語学校、本当にありがとうございます!

Image 2010年度私費外国人留学生学習奨励金受給者
Khant Ko Hein (ミャンマー・男性)

ミャンマーで日本語を勉強している時には、日本へ行って日本語を学ぶなんて無理だと思っていましたが、実際に日本へ来てみると、先生たちが親切にやさしく教えてくださるので、そんなに難しくないと分かりました。先生たちの教え方はとても分かりやすいし、配ってくださるプリント類もすごく役に立ちます。クラスにはいろいろな国の学生がいるので、それぞれの国の文化や習慣などを学べるチャンスです。 入学したばかりの時は、ミャンマーからの学生も少なくて大変だなぁと思いましたが、先生たちが親切に助けてくださり、クラスのみんなの愛情がそんな思いも消してくれました。
国書日本語学校の学生時代が、人生で忘れられないことの一つになるに違いありません。

Image 2010年度私費外国人留学生学習奨励費受給者
李 宣和 (韓国・女性)

日本に来た時は「ひらがな」さえ知らなかったので、見知らぬ日本での生活に不安な気持ちでいっぱいでしたが、国書日本語学校で出会った友達や先生方のおかげで毎日が楽しくなりました。
 一緒に勉強している友達はいろいろな国から来ていて、国籍や言語の違いがあっても楽しいことはみんなで楽しみ、大変な時は自分のことのように助け合う仲間 になっています。それに、いかなる時も愛情を込めて見守って下さる先生方がいらっしゃって、私達は安心して勉強ができます。
 国書日本語学校に通いながら日本で暮らしたこの1年は、今までの自分とは違う自分に出会うことができ、最もやりたい夢を見つける機会にもなりました。これ からは、ようやく見つけた自分の夢の実現に向けて、もっとがんばろうと思っています。
 

Image 2009年度私費外国人留学生学習奨励金受給者
Saw Yu Mon (ミャンマー・女性)

私は2008年7月に国書日本語学校に入学しました。学校に来たばかりの時、クラスの中で一人だけのミャンマー人でしたが、担任の先生を初め、クラスメート の愛情を暖かく感じました。様々なアイディアを持ったいろいろな国の学生と異文化交流ができたので、私にとって、この学校は、日本語の学校でなく、人生の 学校といっても過言ではありません。
学校では、日本語だけでなく、日本事情、総合科目、英語などの科目が選択できるので、進学しようとしている私には大いに役立っています。これからも奨学金 を獲得した学生として、必死に努力して日本文化を吸収してゆこうと思っています。
国書日本語学校に入学したことは、私の人生における大きな一歩なので、一生忘れられない思い出になるに違いありません。

Image 2009年度私費外国人留学生学習奨励金受給者
黄 倩児 (中国・香港・女性)

私は2008年10月に国書日本語学校に入学しました。最初のクラスには同じ出身地の学生がいなかったり、日本語もうまくなかったりで、とても不安でした。でも先生方のおかげでだんだんクラスに溶け込むことができました。また、国書日本語学校のルールはちょっと厳しいですが、それだからこそ私の日本語が少しずつ上手になっているのだと思います。
せっかく日本に来たのですから、いろいろな日本文化を体験したいと思っているので、花火大会や学校のイベントに参加することをとても楽しみにしています。

Image 2009年度(株)共立メンテナンス奨学金受給者
Inthalaeng Usanee (タイ・女性)

愛する家族から離れ、日本で一人だけで暮らしたらどれくらい心細くなるのだろうか、自分の将来はどうなるのだろうか、友達を作ることが出来るのだろうか、な ど等いろいろな不安を抱いていましたが、私は自分の夢を叶えるために日本に来ました。いつでもどんな時でも応援してくれる国書日本語学校の先生達、一緒に 笑って、一緒に泣いてくれる友人達に出会うことができ、これら全ての不安が消えました。もちろん留学生活にはいろいろな悩みもありますが、私は「どんなつ らい時も、闇の先には必ず光がさしている」と信じています。毎日のテスト、宿題、先生の指導、友達の笑顔・・・毎日の出来事が、今の私には空にかかってい る虹のように素晴らしいと感じられます。
皆さんも悩みや不安なこともあるでしょうが、大丈夫! 私達は一人じゃないから! ほら、振り向けば、いつも厳しくて優しい先生達と友達がそばにいるでしょう!

Image 鄭 院宗 (韓国・男性)
鄭 院宗 (韓国・男性)

私は2008年4月に国書日本語学校に入学しました。
学校は都心から少し離れた静かなところにあります。遊ぶのが大好きだった私でも、勉強ができる最適な環境です。子供の時からサッカーに夢中で、勉強には関心も興味もまったくなかった私にとって、国書日本語学校に入学したことは本当に良かったと思います。優しさの下 に厳しさを持っている先生達の指導を受けたからこそ、今まで来ることができたと思います。
現在は上級クラスにいます。ひらがなも知らなかった私が、今は上級クラスで奨学金をもらいながら勉強しています。大学入試の準備をしていますが、絶対に合格する自信があります!!

Image 2008年春学期国書日本語学校奨学金受給者
朴 ハンナ (韓国・女性)

私は今年1月に進学のため国書日本語学校に入学しました。
学校は都心から少し離れた静かなところにあり、進学を考えている私には最適な環境です。現在上級クラスにいます。授業は教科書中心に行われますが、同時に その内容に関する社会の問題や歴史についても教えてくださるので、日本に対する理解も深まりました。
せっかく日本に来たのだから日本を楽しもうと、学校のイベントにも積極的に参加しています。おかげで、クラスの仲間はもちろん、他のクラスの人たちとも仲 良くなることができました。ハイライトは花火大会でした。浴衣を着て花火を見に行ったことは、忘れられない思い出です。
いよいよ受験シーズンです。クラスメイトとも励ましあいながら、緊張感のある毎日を送っています。

Image 2007年度秋学期国書日本語学校学内奨学金受給者
高 瑋 (中国・男性)

私は2007年4月に国書日本語学校に入学しました。
最初に入った初級クラスから、今の上級クラスまで、先生も学生もとても優しいです。でもその優しさの下に厳しさもあります。国書日本語学校では1分たりとも遅刻したら、それをかくす方法はありません。また、毎日宿題があります。提出が遅れると提出するまで先生に追いかけられます。
でも、それだからこそ、私は留学試験や能力試験、そして大学入試に絶対の自信を持っています。 
そうそう、留学試験の結果、大学に入ってからも奨学金受給の内定をもらうことができました。

Image 2003年10月入学
孫 自愷 (中国・男性)

私は10月に日本に来ました。初めての外国で、日本語を基礎から勉強してもう中級になりました。勉強は、「難しいですが、楽しい」ということに気が付きました。
初級の時は、文法や語彙などがとても簡単だったので家での予習はもちろん、復習さえもしなかったというように、留学当初は、自分が予想した苦しい生活とは 全然違いました。しかし、進級するに従って勉強はだんだん難しくなり、授業を集中して聞き、家へ帰っても予習、復習をしっかりしなければなりません。ここ でようやく、自分が予想していた留学生活がやってきたと感じました。勉強はとても大変です。しかし、国書の先生がたは真面目だしやさしいので私に一生懸命教えてくれます。私が大学に入るために、進学先のいろいろな資料を集 めて、詳しく説明してくれます。大学の情報も得られるし、先生方ともコミュニケーションがとれるので、少し緊張しますが、楽しいです。
そろそろ中級課程が終わり、上級になったらさらに厳しく、難しい挑戦が待っています。そして、大学を受験する準備もしなければなりません。私は、専門が美 術なので、日本語と並びに、実技の方も練習もしなければなりません。大変ですが、がんばって良い成績をとり、国書日本語学校の先生方の応援にしっかり応え たいと思います。

Image 2003年10月入学
ニルカ・ラサンティ (スリランカ・女性)

私は、2003年11月に日本に来ました。今、国書日本語学校で日本語を勉強していて、学校寮に住んでいます。初めて日本に来て色々なことに驚きました。特 に日本の物価が高いことです。例えば、スリランカでは、コーラ一本が12円です。しかし、日本では120円します。これは、とても大きな違いだと思いま す。でも、今はもう日本に来て7ヶ月たつので、日本の高い物価にも大分なれました。
日本へ来るとき日本語ができなかったけど、今は日本語ができるようになりました。学校の先生たちから一生懸命ならっていますので、おもったより早く日本語 ができるようになっています。初めての外国での1人暮らしはたいへんで難しいとおもっていましたが、先生たちはやさしいし、親切だから日本での生活が思っ ていたより簡単で、楽しいです。
私は国書日本語学校を卒業したら、経営学を日本語大学院で勉強予定です。ですので、毎日たくさんの時間勉強しています。クラスがあがるにつれ、勉強がどん どん難しくなってきていますが、自分の目標のために頑張って勉強していきたいです。